衛星測位システム関連機器メーカーの北京合衆思壮科技股份(株式)有限公司は4月10日、深セン海棠通信技術有限公司の70%の株式を2841万3800元(1元は約19円)で取得すると発表した。取引終了後、後者は前者の子会社になる。合衆思壮は北斗測位システムのモバイルネットワークへの応用を加速する。人民網が伝えた。
合衆思壮は1994年創立の、衛星測位システム分野の伝統ある企業の一つだ。一方の海棠通信は公安モバイル情報化製品・ソリューションプランの専門的なサプライヤー。合衆思壮は「高精度を方針とするモバイルネットワーク製品・サービス」という未来の戦略的位置付けに基づき、「北斗モバイルネットワーク」という重要な事業方向を強調するため、今回の買収に乗り出した。同社は公共安全分野のハード・ソフト・ソリューションプランの市場競争力の強化を目指す。
同社は、「今回の買収完了後、当社と海棠通信は合併を行う。双方は技術の研究開発、生産設備、顧客などの面で相互補完を行い、連携による効果を生み出し、各自の業界内における地位と収益の向上を図る」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月16日