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中国が5Gの開発に着手、速度は10Gbpsに

人民網日本語版 2015年03月19日13:14

中国工業・情報化部(省)の懐進鵬副部長はメディアの取材に応じた際に、中国はすでに5G技術の研究開発の計画と準備を開始していると述べた。中国では4Gの超高速ネットワークが普及し始めたばかりだが、人々はこの情報に期待を寄せている。しかし、2Gから5Gへのアップグレードに伴い、ネット接続がスムーズになり電波が安定する以外に、どのような技術的進展があるのだろう?頻繁なアップグレードに消費者がついていけなくなり、資源が浪費されることはないだろうか?人民日報が伝えた。

◆通信速度が速くなるだけ?

4Gの通信速度(最大100Mbps)と比べると、5Gの理論値は10Gbpsと驚異的なスピードだ。しかし5Gの定義を速度のみに絞るならば、その技術を過小評価することになる。業界内では、5Gの魅力は通信速度だけではなく、低エネルギー消費量・低遅延・低コストや、体感速度の高さなども、重要なポイントになるとの見方がされている。

北京郵電大学情報経済・競争力研究センターの曾剣秋センター長は、「3Gの10Mbpsから、4Gの100Mbps、そして5Gの10000Mbpsへの発展は、量の変化から質の変化への移行を意味する。これは2車線が20車線、200車線になるようなものだ。例えば現在の通話は音声が中心となっているが、5Gの時代ならばいつでもどこでもテレビ電話が可能で、フェイス・トゥ・フェイスの交流ができるようになる」と説明した。


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