日本の鳩山由紀夫元首相は22日「もし『安倍談話』が『植民地支配と侵略』『心からのおわび』といったキーワードを盛り込まなければ重大な問題を引き起こし、深刻な結果を招く」と述べた。新華網が伝えた。
安倍晋三首相は20日夜のテレビ番組で、戦後70年に発表する「安倍談話」について「植民地支配と侵略」「心からのおわび」といった1995年の「村山談話」の文言を使用しない考えを再度強調した。
鳩山氏は22日、外国特派員協会で会見し「安倍首相は植民地支配と侵略についておわびすることを望んでいない。実は世界各国は安倍首相の考えを分かっている。もし『安倍談話』で日本のおわびの意を心から表明しないのであれば、談話を発表するべきではない」と指摘。
また、21日に村山富市元首相と話を交わした際に村山氏も「安倍談話」に懸念を表明し「安倍首相は『村山談話』について継承すると言う一方で見直すとも言い、一部の内容を改めるとも表明しており、一体何をしたいのか分からない」と述べたことを明らかにした。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年4月23日