外交部(外務省)の洪磊報道官は21日の定例記者会見で、日本の戦後70年談話に関する安倍晋三首相の発言について「侵略の歴史を直視し、反省するとの歴代内閣の姿勢表明と約束を日本側が順守することを望む」と表明した。
――安倍首相は20日、戦後70年談話に関して、歴史問題の基本認識について歴代内閣の立場の継承を表明するが、過去と同じ談話を発表するのであれば新たな談話を発表する必要はないと述べた。
日本の指導者の発言に留意している。第2次世界大戦終結70周年という重要で敏感な年に、日本の指導者が歴史問題についてどのような姿勢を表明し、どのようなメッセージを対外発信するのかは、日本とアジア隣国との和解プロセスに関わるだけでなく、日本が平和的発展の道を堅持するのか否かを国際社会が判断する試金石にもなるということを重ねて表明したい。
日本側が国際社会と日本国内の正義の声に真剣に耳を傾け、侵略の歴史の直視と反省に関する歴代内閣の姿勢表明と約束を順守し、誠意を示し、過去を終結させ、未来を切り開くことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年4月22日