国連が各国の幸福度を指標化した幸福度報告書(World Happiness Report)を23日に発表した。これによると、調査対象となった158カ国・地域中、スイスが1位で「最も幸福な国」となった。中国大陸部は順位を9つ上げ84位、台湾は順位を4つ上げ38位だった。一方、香港は順位を8つ落とし72位となった。中国新聞網が香港紙・文匯報の報道を引用して伝えた。
幸福度報告書の発表は2012年から開始され、今年で3回目となる。ランキングは、▽国民1人あたりの実質GDP(国内総生産)▽平均健康寿命▽社会福祉▽人生の選択の自由▽寛容度▽腐敗認識――の6項目を総合的に評価し、決定されている。このほか、今回の調査では、女性の幸福度指数が男性をやや上回り、若者が年長者を上回っていた。
香港は6項目の総合得点が5.474ポイントで、前回(5.523)を0.049ポイント下回った。香港は「国民1人あたりの実質GDP」「平均健康寿命」「社会福祉」の3つの項目で高得点を獲得した。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年4月26日