中国でも大人気の福原愛　ファンから99本のバラ送られる

26日から始まった「2015世界卓球選手権蘇州大会」において、福原愛選手(26)は後輩らと共に、表彰台の最も高い位置を目指している。中国にとって、日本は最大の壁となるかもしれない。福原選手は、中国で「瓷娃娃（磁器の人形）」との愛称で親しまれており、大人気となっている。遼寧日報が報じた。

2002年に韓国釜山で開催されたアジア競技大会の頃から、福原選手は、日本の女子卓球を引っ張り、今でも中国を脅かす最大のライバルとして君臨している。特に、14年に韓国仁川で開催されたアジア競技大会の卓球女子団体決勝では、世界ランク2位の中国の丁寧選手を破り、中国の卓球ファンの度肝を抜いた。福原選手は現在、日本の女子卓球チームの精神的柱となっている。14年の東京卓球選手権大会は、けがのため欠場したものの、そのけがも回復し、福原選手は今回、表彰台最高位を狙っている。

中国で最も知名度の高い日本人スポーツ選手の一人である福原選手は、ルックスはかわいく、流暢な東北なまりの中国語を話すため、中国でも高い人気を誇っている。そんな福原選手が今回蘇州入りすると、99本のバラを送るファンも現れた。ここ数日、練習場や宿泊先でも、福原選手を追いかけるメディアやファンが殺到している。（編集KN）

「人民網日本語版」2015年4月29日