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「母の日」、SNSが感謝の言葉や母親の画像で埋め尽くされる

人民網日本語版 2015年05月11日15:51

10日は「母の日」。微博(ウェイボー)や微信(ウィーチャット)のモーメンツは、母親の画像や感謝の言葉で埋め尽くされ、その言葉や動画が次々に転送された。それに対して、あるネットユーザーは、「子供が最も親孝行をする場所はモーメンツ」と皮肉っている。また、実際にプレゼントなどを母親に送り、感謝を伝えるという人も多い。しかし、取材では、多くの人が、「普段から一緒に時間を過ごしたり関心を示したりして、親孝行しなければならない。ネット上で感謝を述べるより、実際に実家に帰ってご飯を作ってあげたり、おしゃべりをしたりすることこそが最高のプレゼント」との見方を示した。北京晨報が報じた。

「ハッピー母の日」、「万能のお母さん。永遠に愛してます」。10日は午前から、このような言葉が母親が若かったころの白黒画像や親子で写る画像と共に、微博や微信のモーメンツに次々に投稿された。あるネットユーザーは、「今日、ほとんどの知人の母親の顔を知った。おもしろい現象」と目を丸めている。その他、母親の愛を讃える言葉や動画も次々に投稿、転送された。

モーメンツで感謝を表すことに関しては、「知人に見せるだけの行為。ネット上で感謝を伝えるより、実際に一緒にいる時間を作るほうが親切」との声も上がっている。北京に「上京」している多くの若者は取材に対して、「実家には帰れないので、電話したり、プレゼントを買ったり、お小遣いをあげたりして、感謝の気持ちを伝えるしかなかった」と語った。

仕事を始めて1年も経たないという趙さん(女性)は、「給料の半分を出して、母親にネックレスを買ってあげた。仕事を始めてから、初めて迎えた『母の日』。高かったけど、当然のことをしたまで。母親は、同じようなお気に入りのネックレスがあったけど、もったいないと買わなかった。だから、『母の日』にそれを買って願いをかなえてあげた」と話す。

一方、普段は仕事が忙しいという盧さん(男性)は、「実家に帰った」といい、「仕事も付き合いも全部断って、1日中実家にいた。そして、母親と食事をしたり、おしゃべりをしたりした。『母の日』というのはきっかけにすぎず、この日だけでなく、いつも母親と一緒にいる時間を作らなければならない。時間を作って母親に関心を示すことこそが最高のプレゼント」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年5月11日 

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