ボアオ・アジア発展フォーラムがマカオで開催　「知識の相互活用」が焦点に

「知識の相互活用――アジア発展のための革新的構想」をテーマとするボアオ・アジア発展フォーラムが18日、澳門（マカオ）で開催。シンガポール、インドネシア、英国、中国大陸部、マカオなどの国と地域、及びユネスコ（国際連合教育科学文化機関）や太平洋アジア観光協会などの国際組織から、800人以上の政界・経済界・学界の有識者が出席し、アジアの革新的発展が直面するチャンスと課題をめぐって議論した。ボアオ・アジアフォーラムの関連フォーラムがマカオで開催されるのは初めて。開幕式には中国人民政治協商委員会の何厚鏵副主席らが出席した。人民日報が伝えた。

ボアオ・アジアフォーラムの周文重事務局長は開幕式で、「ボアオ・アジアフォーラムは創設からの15年間で、アジアの共通認識の深化・発展の促進・影響力の向上に特別な役割を果たした。アジア各国の民間交流と相互理解を深める上で積極的な役割を担い、中国と世界各国の友好交流と相互協力を大きく推進した」と述べた。

マカオ特区の陳海帆代理行政長官は、「今回のフォーラム開催は、中国と西洋の文化が交わるマカオにとって光栄であるとともに、マカオ並びにアジアの各分野のエリートたちに大切な交流の場を提供した」と表明した。（編集JZ）

「人民網日本語版」2015年5月20日