商務部(商務省)の沈丹陽報道官は15日に行われた同部の定例記者会見で、今年1〜4月の市場の運営状況と特徴を説明した。それによると、2015年の消費市場は穏やかな成長を維持し、五つの特徴が見られた。中国経済網が伝えた。
データによると、1〜4月の社会消費財小売総額は前年同期比10.4%増の9兆3千億元(1元は約19.4円)に達した。増加幅は第1四半期より0.2ポイント低下した。4月の社会消費財小売総額は同10.0%増加、増加幅は前月比で0.2ポイントの減少となったが、減少幅は前月より縮小した。
沈報道官は、「1~4月の国内消費市場の主な特徴として、▽新業態が引き続き消費の増加をけん引▽大衆化消費が持続的に増加▽アップグレード製品の消費が加速▽グリーン消費が増加▽消費価格が安定的に回復――という五つの点が挙げられる」と述べた。(編集JZ)
「人民網日本語版」2015年5月31日