■G7を巻き込み、連携して圧力
近年、日本は中国関連の議題をサミットに無理矢理持ち込もうと積極的に図り続けており、西側の大国を巻き込んで連携して中国に圧力を加えようとの企てを顕にしている。
昨年6月のG7ブリュッセル・サミット前に、安倍首相は数多くの地ならしをし、国際的な場を利用して中国の顔に泥を塗り続け、日本を中国の「被害者」、国際法と国際ルールの「守護者」として描こうと企てた。サミット共同声明は中国を名指しで批判するとの噂を流した日本メディアもあった。
安倍首相はサミットで、東中国海と南中国海でのいわゆる「力による現状変更」行為について中国を強く非難するよう全力を尽くして西側諸国に求めた。
だが昨年のG7サミットが中国を名指しで批判するという安倍氏の望みを満たすことはなく、サミット後の声明で最後に東中国海情勢、南中国海情勢への懸念を表明しただけだった。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月9日