ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は現地時間16日、大統領官邸(プラナルト宮)で、楊振武社長率いる人民日報社の代表団と会談し、独占取材に応じた。人民網が伝えた。
ルセフ大統領は、「ブラジルと中国の首脳の密接な交流は、両国関係の推進に向けた力強い原動力となる。私と習近平国家主席は、両国関係の発展に関し、幅広い共通認識に達した」としたほか、「ブラジルと中国はいずれも発展途上の大国であり、人口が多く、相互補完が可能で、似たような発展経験を多く持つ。ブラジルは中国企業がブラジルで投資することを歓迎する。中国の発展経験は、参考にする価値がある。私自身も中国文化に深い興味を持っている。中国語は将来、国際的な言語となり、中国の影響力はますます大きくなるだろう」と指摘した。
楊社長は、ルセフ大統領が会見と取材に応じてくれたことに対して感謝の意を表明し、「人民日報社は、両国の指導者が達成した共通認識を着実に実施し、両国の友好協力に向けた民意の基盤を固めるため、努力していきたい」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年6月17日