【日本人は慎重で理性的】
一方、日本人のショッピングの特徴は中国人と大きく異なる。新華社通信は、「好奇心強い探検家型の中国人と比べると、日本人は『慎重で理性的』としている。
同調査で、日本人は、店に入るとまず、スマートフォンや買う物を書いたメモをカートの上で広げ、目的の品物だけを購入し、中国人のようにあちらこちらを見ることはないことが分かった。そのため、日本人の店内で歩く距離は短く、全てのコーナーを見回ることもない。
また、商品購入を決める際、誰かに尋ねたり助けを求めたりすることはほとんどなく、迷ったりすることがあっても、商品の説明などを読み、自分で選ぶという。
その他、日本人は中国人のように「爆買い」することはない。韓国新世界百貨店が昨年12月に発表した統計によると、中国人のVIP客の平均消費額が、日本人の3倍だった。
同百貨店の責任者は、「中国人は、韓国でブランド商品を買うのが好きで、消費額も大きい。一方、円安の影響から、日本人は韓国でブランド商品を買うと損。そのため、韓国海苔や高麗ニンジンなど、コストパフォーマンスが高い商品を選ぶ」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月23日