アナ雪・エルサをかたどった誕生日ケーキ、実物と大違い

昨年、米アニメ映画「アナと雪の女王」が全世界を風靡、その人気はいまだに衰えてはいない。海外メディア報道によると、英国に住む一組の夫婦が、愛娘に想い出に残る誕生日を過ごしてもらおうと、「アナと雪の女王」のヒロイン・エルサをかたどったバースデーケーキをオンラインで予約購入した。ところが、注文したケーキを受け取った一家は、激しく失望した。ケーキのエルサは、アニメの中のものとは全く「別人」だったからだ。中国新聞網が伝えた。

もともと、女の子の両親は、このバースデーケーキが、娘が大喜びするビッグ・サプライズになると期待していた。ところが、実際に届いたケーキは「劣化」した代物で、青いドレスを着たエルサは、十数歳老けこんだ風貌となり、肌も、白くきめ細やかなアニメの中のエルサの肌とは、程遠いものだった。このほか、頭と身体のバランスが極めて悪く、どす黒く強張った顔には、顔全体には不釣り合いの、大きすぎる鼻と口がついていた。

注文前に、両親はオンラインのケーキショップで、ケーキの画像を確認していた。その画像では、バースデーケーキは、アニメのエルサの顔かたちと全く変わらなかった。バランスのとれた顔、スリムでスタイリッシュな身体、美しい髪の毛が再現されていたのだ。だが、実際に届けられたケーキは、想像とははるかに違っており、せっかくの誕生日を台無しにする代物だった。当の娘は、このケーキを見たとたん、怖がって泣き出す始末だった。

怒った両親は、問題のケーキの写真を撮り、SNSにアップした。ネットユーザーはあまねく、このケーキについて、「完全なる禍（わざわい）だ」「見たとたん恐怖を感じた」「せめて味だけは悪くないことを祈っている」などとコメントした。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年7月8日