在日本中国大使館のウェブサイトより
翁長知事はあいさつの中で次のように述べた。沖縄は琉球王国の時代から中韓などの国々との交流を発展させ、東アジア各国の人的・文化交流を促す架け橋としての役割を果たしてきた。歴史上「万国津梁(世界のかけはし)」と呼ばれており、この間の歴史を非常に誇らしく思っている。特に沖縄県と福建省には600年余りの友好交流の歴史があり、今日も各分野の交流が相変わらず活発に行われている。われわれは「万国津梁」の精神を引き継ぎ、沖縄の自然の風景、歴史、人文などの分野で独特の強みを生かし、観光、流通・物流、企業誘致に力を入れ、沖縄の経済発展を促していく。福州―那覇路線の開設はこの戦略の貴重なチャンスを与えており、今後の沖縄県としては福建省との経済・貿易交流を一段と進め、友好のきずなを深め、ともに発展していきたい。