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日本の上半期経常収支が黒字に 5年ぶり記録

人民網日本語版 2015年08月11日13:21

日本の財務省は10日、2015年上半期の国際収支データを発表した。それによると、今年1~6月の経常収支の輸出から輸入を差し引くと8兆1800億円の黒字で、2010年以降の半期の黒字額の最高を更新した。記録更新は主に円レートの急落により海外の投資収益が大幅増加したこと、国際原油価格の低迷が輸入額を抑えたことによるものだ。

具体的にみると、同期の日本の商品貿易は4220億円の赤字で、赤字額は前年同期に比べ大幅に減少した。主な収入項目をみると、円レートの大幅低下の影響を受けて、同期の対外投資の収益額が同26.1%増加して10兆5100億円になった。また円安は訪日外国人観光客の大幅増加にもつながり、旅行収支は1996年に同データの統計を取り始めて以来の最高を更新した。

共同通信社は、「黒字を維持して日本の財政に対する国際社会の信任を保証するには、国内産業の生産率を引き上げて輸出の伸びを促進することがなんといってもカギになる」と指摘する。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年8月11日

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