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日本の市民団体が南京大虐殺の歴史勉強会を開催

人民網日本語版 2015年07月27日13:07

 

7月25日夕方、喧噪に満ちた大阪駅の近くにある小さな会議室は静まりかえっていた。日本の市民団体のメンバーが南京大虐殺の歴史に関する勉強会を行っていたのだ。

勉強会を開催したのは「銘心会」の松岡環会長。勉強会の歴史は1988年にまで遡る。当時、小学校の教師だった松岡氏は歴史補助教材を作成するため、資料を求めて中国・南京へ渡った。「南京で起きた悲惨な虐殺を知った後、私は責任感に駆られて南京大虐殺の歴史を調べ始めた」。松岡氏はその後南京大虐殺関連の被害者300人余り、加害者250人を取材し、ビデオカメラで証言を記録したうえ、整理して書籍やドキュメンタリーにまとめた。

同日夕方6時、松岡氏はまず、昨年訪中して南京大虐殺犠牲者国家追悼日に参加した際の状況を参加者に説明した。その後、かつて南京大虐殺に加わった日本兵の証言ビデオが上映された。兵士は南京陥落後、略奪、中国人女性の強姦、殺人など悪事に加わったことを証言。「強姦はあちこちで見られ、終わると被害者を殺してしまった」と述べた。

「南京大虐殺は日本が中国侵略期間に犯した最も残忍な代表的事件だ」と松岡氏は指摘。公開された歴史資料と自らが調査した証拠に基づき「1937年末に中国侵略日本軍が南京攻略後に、罪のない中国の民衆30万人を残酷に殺害したことには、動かぬ証拠があり、疑いの余地はない!」「日本政府は日本の侵略と植民地支配を受けた中国などアジア各国の人々に誠実におわびして初めて、理解と尊敬を得られる」と述べた。


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コメント

最新コメント

宮田聡美   2015-07-27221.5.49.*
このような人たちを、私は心から尊敬します。何といっても勇気がありますから。私は、ただ南京大虐殺の記念館の見学と何本かの映画で、十分心が痛み苦しんだので、本当に申し訳ないのですが、このような勉強会などに参加して、心に刻み続けていく勇気が出てこないのです。