国内初の電気自動車ベンチャー企業・遊侠電動汽車はこのほど、同社初のインターネット対応完全電気自動車「遊侠X」の神秘のベールの向こう側を明らかにした。「中国版テスラ」と呼ばれるこの新製品は科学技術を満載した、中国初のインターネット対応完全電気自動車のクーペで、2017年に大量生産をスタートする予定だ。「京華時報」が伝えた。
遊侠Xが搭載する電気装置は最高出力が270キロワット、パナソニックの電池を採用し、航続距離は460キロメートル、時速100キロメートルに加速するのにわずか5.6秒しかかからず、運転コストは一般の自動車の7分の1だ。車内には10.2インチ液晶ディスプレーの計器と中控科技社の17.3インチ・解像度1080ピクセルのディスプレーが搭載され、運転はアンドロイド5.1をベースに開発されたKITTOSシステムに基づいて行われる。またユニサウンドの音声コントロール機能も搭載する。
遊侠Xは17年に大量生産をスタートし、16年には第1期予約受付を開始する予定。価格はまだ公表されていない。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月27日