南京から米国に渡った中国系アメリカ人である魯氏は、今から十数年前、中国系アメリカ人女流作家・張純如(アイリス・チャン)氏の著書に心を打たれた。魯氏は2004年、故郷の記念館に、米国で集めた南京大虐殺に関する書籍2冊を初めて寄贈した。その後、まるで堰を切ったように、氏は、ネットオークションでさまざまな関連文化財・史料を自費で買い集めた。
魯氏は、「今年12月13日の南京大虐殺犠牲者国家追悼日までに、いくつかの史料を南京に持ち帰って寄贈するつもりだ。この中には、すでに手に入れた、米国で発行された日本降伏記念銀貨2枚も含まれている」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月10日