その他の日本の女子バスケットのもっと奥深い点について、著名なバスケット専門家・朱彦碩氏は、「日本において、女子バスケットはとても重視されており、期待も高い。日本は主に中学校や高校のクラブで人材育成が行われているが、日本のバスケット協会は3連休以上の休みがあるたびに、U14やU16、U18のうち、優秀な選手を集めて合宿を行っている。そのようにして、選手同士が知り合う機会ができ、将来に同じチームで戦う基礎ができる。その他、日本の女子バスケットリーグに所属している選手の給料が安くない。また今回のアジア選手権の前に起こった日本バスケット協会の管理問題も解決した。この点、女性バスケットはサッカー界の経験を参考にした。例えば、合宿の面を見ると、国際試合出場停止の影響を受け、合宿の期間は短くなったものの、6月以降、女子バスケット日本代表チームは6度の強化合宿を行った。そして、海外のコーチを招聘し、練習を強化。1度の期間を2週間ほどにし、その後は数日休みを与えて、モチベーションの維持を図った」と分析している。
人材育成や代表チームの合宿の方法において、日本と中国は大きく異なる。そのため、中国が日本を参考にすることはあまりできないが、日本の女子バスケットのここ数年の優秀な成績は、その道が決して間違っていなかったことを証明しており、一つの成功例であることは間違いない。
「人民網日本語版」2015年9月11日