2015年9月11日  
 

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李総理が中国経済を「脈診」 ダボス会議 (2)

人民網日本語版 2015年09月11日16:22
李総理が中国経済を「脈診」 ダボス会議

(2)起業・イノベーションのエネルギーは十分

下方圧力はそれほど恐れることはなく、新たに生まれたエネルギーが今まさにその時を迎えている。今回のダボス会議では、科学技術とイノベーションの経済発展に対する影響が国内外の参加者の間で最も関心を集めている。李総理は、「人間の想像力は発展の最大の元手であり、中国には9億人を超える労働力があり、毎年700万人以上の大学卒業生が生まれ、ますます多くの人が起業やイノベーションに身を投じて、新たな供給を生み出し、新たな需要をもたらし、安定的成長の重要なパワー源となっている」と指摘した。

ここ数年の起業・イノベーションをめぐる中国の動きについて、米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーアジアエリアのケビン・スニーダー会長は少しの迷いもなく「OK」サインを出す。スニーダー会長は「世界のイノベーションを牽引」と題する発言の中で、「今の中国企業が進めているイノベーションは想像もつかないもので、アリババ(阿里巴巴)や騰訊(テンセント)といった一連の中国企業の誕生にともない、グローバルイノベーション市場の一部がすでに中国に移転し、今後は西側がもっていたイノベーションの強みが中国に追い越される可能性が高い」と述べた。

専門家は、(中国の)「大衆による起業、大衆によるイノベーション」という新たなブームの訪れは、中国経済のモデル転換の過程における非常に重要かつ積極的なシグナルであり、巨大な潜在力が発揮されることを意味するだけでなく、より多くの人が経済発展の成果を享受できるようになることを意味する」と述べる。


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