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李総理が中国経済を「脈診」 ダボス会議 (3)

人民網日本語版 2015年09月11日16:22
李総理が中国経済を「脈診」 ダボス会議

(3)生産能力協力の潜在力は大きい

起業・イノベーションが中国経済の内在的なエンジンだとすれば、生産能力協力は中国経済の外部のエンジンだといえる。

会議に参加した中国人の多くが、国際生産能力協力の可能性と中国経済の未来の動きに積極的な見方をしていた。中国系米国人で米ベンチャー企業WIハーパーの会長を務める劉宇環は、「自分は早くから習近平主席がうち出した『1ベルト、1ロード』(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の呼びかけに注目し、高い評価を与えてきた。中国は今後しばらくは調整期に入るが、引き続き発展の黄金時代にある。重要なことは、中国の発展は中国国民に富をもたらすだけでなく、世界にも多くの発展チャンスを提供するということだ」と話す。

それでは生産能力協力の可能性は一体どれほどなのだろうか。李総理は、「(世界の)70億の人口のうち、10億余りの人口を抱えた国が現代化と工業化を実現すれば、ほとんどの国が工業化の初期・中期に入ったことになり、その需要と潜在力は巨大で、世界全体の需要が拡大することになる。国際生産能力協力はこのような理念に応じてうち出されたものだ」と話し、問題への明確な回答をうち出した。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年9月11日


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