国家国防科技工業局が発表した情報によると、合同練習用の「長征5号」ロケットを積んだ専用の輸送船が20日、天津港を出港し発射場に向かった。先に到着した月探査プロジェクト第3期探査機と共に、発射場で合同練習を実施する予定だ。人民日報が伝えた。
中国航天科技集団公司中国キャリアロケット技術研究院が開発を担当した長征5号は、中国最新の、輸送能力が最大の新型ロケットで、2016年に初の発射試験を実施する予定。月探査プロジェクト第3期の月探査機「嫦娥5号」の開発は順調に進んでおり、2017年頃に完成する見通し。長征5号ロケットで打ち上げられ、月の無人サンプル回収の目標を実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月21日
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