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2015年9月29日  
 

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中国の対外債務免除は「貧者の大盤振る舞い」? (2)

人民網日本語版 2015年09月29日08:30

改革開放スタートから30数年の時間を経て、経済規模は世界2位に躍進し、中国は名実ともに世界の大国となった。同時に、中国は国連安保理の常任理事国でもあり、国際的な責任を着実に果たしてきた。

▽事実2:人類運命共同体をともに建設するには、中国がより多くの責任を担う必要がある。債務免除や支援は重要な方向性の一つ。

国連が最も発展の遅れた国として認めた国のリストのうち、アフリカが半数以上を占める。中国のアフリカ支援のスタートは1956年と早かった。

周知のように、当時は中国自身も困難な状況にあり、それでもアフリカに無償資金協力を行っていた。そこで中国は支援を通じて人心を買収し、被支援国をコントロールしようとしているとの憶測も生まれた。このような疑念に対しては、周恩来総理が64年にアフリカを訪問し、中国政府の対外支援に言及した際、いかなる条件も出さず、いかなる特権も要求しなかったことを述べておく。

中国は政治的な見返りを要求しなかったが、国際社会の舞台における中国の地位と名声は日に日に高まり、当時の西側諸国が中国を孤立させていた状況がうち破られた。これは金銭では買うことのできないものだ。1971年に中国が国連で代表権を認められたことが、その最もよい例証だ。毛沢東主席は当時、「国連の128の加盟国のうち、われわれに賛成票を投じた国は76あり……アフリカ諸国が26だった。アフリカの兄弟たちがわれわれを国連に押し上げてくれた」と述べた。

現在では習近平主席が「人類運命共同体」の理念をうち出し、中国の発展が他国の利益を犠牲にするという代償を求めることは決してしないこと、他人に損失を与えて己の利益とすることや、自国の利益のために他国を盾にするようなことは決してないことを強調する。中国が今、最も発展の遅れた国の債務を免除する際には、いかなる条件も出さないし、他国の利益を犠牲にすることもない。


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