各国の公務員の待遇は?
英国:エリートが独占、手厚い福利厚生
英国の公務員たちの絶対的多数を占めるのが名門校卒の人材だ。2012年に行われた調査報告によると、英国外務省の公務員のうち62%がオックスフォード大学、ケンブリッジ大学卒で、その他の部署の上級公務員でもこの比率が55%に達する。
英国公務員の仕事は朝9時から夜5時まで、一般的に軽めの仕事で給料水準は中程度を維持している。退職金も多く、魅力的な職業だ。
韓国:各分野のエリートが集まる
韓国の公務員試験の科目は多く、公務員のレベルによって試験も違い、比較的難しい。よって韓国の公務員になれるのは基本的に各分野のエリートということになる。
収入は安定しており、仕事環境も良好、社会的地位も高い。退職後は完璧な医療、福利厚生、年金を受けることができ、韓国の公務員は「食いっぱぐれがない」と昔から言われている。
米国:福利厚生は良いが代償は大きい
他の業界に比べ、米国の公務員の給料は高くない。ベースアップもゆっくりだが福利厚生は充実しており、生・老・病・死の各方面をカバーしている。そして職業安定性も高い。
しかし、一般人の眼には、公務員は納税者のお金で納税者のために働く人と映る。役人になれば、職の大小に関係なく、プライバシーなど一般人としての権利の一部を放棄しなければいけない。給料、年棒などを含めた米国の公務員の個人資料はネットで調べればすぐに出てくる。