商務部(商務省)対外投資・経済協力司の周柳軍司長は15日、「今年第1~3四半期(1~9月)、中国の非金融分野の対外直接投資は873億ドル(約10兆4026億円)に上り、前年同期比16.5%増加した。対外投資協力が引き続き急速な発展ぶりをみせている」と述べた。新華社が伝えた。
柳司長の説明によると、対外投資協力の中では、投資と合併買収(M&A)が活発で、とりわけ注目を集めた。同期の中国企業による海外M&Aプロジェクトは324件あり、対象国・地域は50カ国・地域に上り、実行ベース取引額は201億8千万ドル約2兆4046億円)だった。M&Aプロジェクトの対象分野は、製造、ソフトウエア、情報技術(IT)サービスなど18分野に及んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月16日