〇日本人・韓国人留学生の主要な目的は「中国語の習得」
アフリカ・日本・韓国・アジア諸国の留学生、72%が「学位取得目的」
「中国教育在線」と「来華留学網」が共同で編纂・発表した「2014年度中国留学調査報告」によると、中国で学ぶ先進国出身の留学生の76%は、「留学の目的は中国語の習得」であり、この割合は、韓国人留学生の場合は86%、日本人留学生では94%に達した。
また、中国で学ぶ留学生の多くは、中国語というひとつの外国語の習得にとどまらず、医学など専門学位の取得を目的としている。
「来華留学網」の担当者は、「医学、工学、経済学などが、アフリカ諸国出身の留学生の間で人気が高く、計7割以上を占めている」と話した。
〇中国で学ぶ外国人留学生の数、海外で学ぶ中国人留学生には依然及ばず
群れを成して続々と中国にやって来る外国人留学生は、まるで1粒1粒の種子のようだ。彼らは卒業後、中国文化を自国に持ち帰り、普及し始める。それらの種子が根づいて芽吹くことで、中国と各国の相互理解が高まるだけではなく、中国の対外イメージや世界に対する影響力も大いにアップする。
2014年度、海外で学ぶ中国人留学生は計45万9800人と、中国で学ぶ外国人留学生の数を依然として8万人あまり上回っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月19日