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中国の大学入試の成績で海外の大学入学が可能に

人民網日本語版 2015年07月06日13:28

今年の大学入学試験の結果が次々と発表された。中国の大学と同様、アメリカのサンフランシスコ大学の中国事務局の職員も、鳴り物入りで新入生を募集している。事務局の朱さんは、「現在100名以上の中国の学生から受験申請を受け取りました。中国の大学入試で第2ランク以上になった学生は、北京で7月に行われる面接に参加できます」と説明する。二段階の選考を通れば、秋にはサンフランシスコ大学で勉強することができる。チャイナネットが伝えた。

サンフランシスコ大学は中国の学生に対して大学入試と面接の2つの試験で学生を募集するのは、今回は初めてとなっている。IELTSやTOEFL、SATを受験する必要はないし、申請資料を送る必要もない。

これを聞いた多くの人は「またインチキ大学だろう」と疑うのも当然のことだ。実際、世界経済情勢は悪く、教育費も事欠く状況にあって、多くの国が留学生を学費調達の手段にしている。「ウォールストリートジャーナル」は、アメリカの国立大学は教育コストの増加や国家補助金の削減、学費値上げに対する学生の抵抗といった問題を解決するための最も良い方法として、外国人留学生を入学させていると報道している。

サンフランシスコ大学の中国人留学生募集担当であるスタンレー・ナイアーズ副学長は、中国の大学入試の成績を募集の基準にすることが、中国学生の在籍者数を増やすことにはつながらないとしながら、今年の秋入学の「目標は5~10名だが、具体的な募集人数は設定していない」と述べる。


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