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北京など4都市で「ワンタッチ式往診サービス」実施

人民網日本語版 2015年10月19日14:26

医師が自宅まで来て診察してくれる--。このような往診のシーンは、これまではドラマの世界でしか見られなかった。10月18日と19日の2日間、電子商取引大手アリババ傘下の医療系アプリ「阿里健康」、タクシー配車アプリ「滴滴出行」、医療サービスサイト「名医主刀網」がタイアップ、北京・上海・杭州・南京4都市で「ワンタッチ式ドクターコール」という名前の、医師手配・配車・自宅訪問コンサルティングを行う無料サービスを実施している。杭州網が報じた。

今回のサービスにおいて、往診だけでは解決できない疾患の場合は、ユーザーの同意を得て専用車を手配して患者を病院に搬送、グリーンチャンネル(優先ルート)によって患者は引き続き治療を受けることができる。また、2日間にわたる実施期間中、在宅で解決できずに病院に搬送された後に治療に要した費用を除き、ユーザーは無料で医師の往診サービスを受けることができる。

今回、北京・上海・杭州、南京4都市で医師による往診サービスが実施されたほか、滴滴出行と阿里健康は、青島・済南・蘇州・嘉興・寧波・紹興・湖州・金華8都市において、滴滴のハイヤー約800台に薬箱2千個を備えることとした。この薬箱には、解熱剤や胃腸薬など応急薬品が入っており、乗客は車内で必要に応じ利用できる。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年10月19日

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