広東省広州市衛生局はこのほど微信(WeChat)と提携し、26日に同市の病院予約用微信公式アカウント「広州健康通」を始動した。市民はこのアカウントを通じて広州市内の病院60カ所の予約・カルテ照会・微信を通じた決済などができる。
広州衛生部門の責任者は「今後は広州健康通を『ポケットに入る病院』にしていく。検査結果の照会、モバイル決済、薬の服用時間お知らせ、病院・診察ガイド、医者・患者の相互評価などの様々な機能を提供する予定」と述べる。
微信の責任者は「広州では現在、21の医療機関が微信による決済機能を導入している。将来、微信は患者の危篤状態を知らせるアラーム、シフト通知、看護婦のシフト管理、立ち会い診察などの医療プロセス・病院内部の自動化管理に幅広く使用されることになる」とした。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年11月26日