中国はこれまで長期に渡り、地下鉄車両の軸箱・軸受を輸入に依存し、地下鉄の軸受技術を海外企業に独占されてきた。しかし、この局面がまもなく打破される見通しとなった。寧夏宝塔実業と北京地下鉄車両技術研究開発センターが共同開発した、国産化地下鉄用軸箱・軸受の各種データは、国家関連基準を満たし、国内トップ水準に達しており、完全に輸入製品の代替品とすることができる。光明日報が伝えた。
中国交通運輸協会都市軌道交通専門委員会の高毓才委員長によると、地下鉄軸受技術の画期的な進展は、中国製地下鉄車両の軸箱・軸受の国産化を促す。調達コストを6割以上削減すると同時に、調達にかかる期間を大幅に短縮できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月21日