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中国側が米艦の南沙諸島近接海域の進入に厳正な申し入れ

人民網日本語版 2015年10月28日10:07

 張業遂外交副部長(外務次官)は27日、米国のボーカス駐中国大使を呼び出し、米軍艦が中国の南沙諸島の近接海域に進入したことに厳正な申し入れと強い抗議を行った。

 張副部長は「米側は中国側の最近の度重なる厳正な申し入れと制止を顧みず、『ラッセン』を中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島の島や礁の近接海域に不法に進入させた。これは中国の主権と安全を脅かし、礁上の人員と施設の安全に危害を及ぼす、中国側に対する重大な挑発だ。中国側は米側のこうした行為に強い不満と断固たる反対を表明する」と表明。

 「南沙諸島およびその周辺海域に対して中国は争う余地のない主権を有している。中国は一貫して国際法にのっとり各国が南中国海で享受する航行と上空飛行の自由を尊重し、維持している。だが、どの国であろうとこれを名目に中国の主権と安全を害することには断固として反対する。米側が航行と上空飛行の自由の名の下、武力を誇示することは、海空の不測の事態を極めて引き起こしやすくするものであり、各国が法にのっとり享受する航行と上空飛行の権利を脅かすだけでなく、南中国海の平和と安定を損なう、極めて無責任な行為だ」と述べた。

 また「中国政府は自らの領土主権と合法的で正当な海洋権益を断固として守る。いかなる国による計画的挑発に対しても、中国側はあらゆる必要な措置を講じて断固として対処する。中国側は米側に対して、中国側の厳正な立場を真剣に受け止め、南中国海地域の全体的平和・安定という現在の局面を大切にし、中米関係の貴重な積極的発展の勢いを大切にし、中国の主権・安全保障上の利益を脅かすいかなる行動も止め、領土主権問題において特定の側につかないとの約束を順守し、中米関係と地域の平和・安定をしっかりと維持するよう強く促す」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年10月28日

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