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歴史上の五中全会を振り返る

人民網日本語版 2015年10月26日13:45

 通常、中央委員会は5年間に全体会議を7回招集する。2012年の第18回党大会から現在までの3年間に第18期中央委員会は全体会議を4回召集した。改革開放以降の五中全会(中央委員会第5回全体会議)を振り返ると、第15期五中全会まで五中全会の会期は完全に定まっているわけではなく、会期は通常3~4日間だった。第11期五中全会の会期は1980年2月23日から29日、第13期五中全会は1989年11月6日から9日だった。第12期五中全会と第14期五中全会は共に9月に召集された。

 議題を見ると、1995年の第14期五中全会以降、五カ年計画の可決が主要議題となっている。第14期五中全会は「国民経済・社会発展の第9次五カ年計画と2010年長期目標の策定に関する中共中央の提言」を可決した。その後の第10次五カ年計画と第11次五カ年計画、第12次五カ年計画は共に五中全会で可決された。

 人事も五中全会の注目点の1つだ。例えば第13期五中全会は「鄧小平氏の中共中央軍事委員会主席辞任への同意に関する中国共産党第13期中央委員会第5回全体会議の決定」を採択し、江沢民氏を中共中央軍事委員会主席とすることを決定した。また、第17期中央委員会第5回全体委員会は習近平氏を中央軍事委員会副主席とすることを決定した。

 過去の五中全会では、規律違反の幹部に関する中央紀律検査委員会による審査報告の審議も議題の1つとなってきた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年10月26日

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