中国外交部(外務省)の洪磊報道官は14日の定例記者会見で「責任ある大国、南中国海の最大の沿岸国として、中国には南中国海で必要な施設を建設し、地域と国際社会に一層の公共財および公益サービスを提供すると同時に、必要な軍事・防衛上のニーズを満たす能力、必要、義務がある」と表明した。
――新たな衛星画像は、中国側が南中国海のミスチーフ礁に滑走路を建設していることを示している。これについて確認をいただきたい。
中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島とその周辺海域に対して争う余地のない主権を有している。南沙諸島の一部駐屯島・礁での中国側の建設活動は完全に法と理と情にかなったものだ。責任ある大国、南中国海の最大の沿岸国として、中国には南中国海で必要な施設を建設し、地域と国際社会に一層の公共財および公益サービスを提供すると同時に、必要な軍事・防衛上のニーズを満たす能力、必要、義務がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月15日