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子供の生まれた順番はIQに影響 性格は無関係

【中日対訳】

人民網日本語版 2015年10月26日09:23

「第一子は完璧主義」「第二子は社交的」「第三子は我が道を行くタイプ」という風に、生まれた順番がその子供の性格に影響を及ぼすという意見の人がいる。だが、独ライプチヒ大学の研究チームは20日、「生まれた順番が子供の性格に影響を及ぼすことは基本的にあり得ないが、知能指数(IQ)に対しては、やや影響が及ぶ可能性がある」という研究成果報告を発表した。新華社が報じた。

同校とマインツ大学の研究スタッフが、ドイツ、米国、英国の大人2万人あまりを対象とした調査を実施した。そして、彼らの統計データから、「国籍に関係なく、外向的・情緒が安定している・誰とでも親しみやすい・責任感が強いなどの性格と、その人が生まれた順番との間には、関係性は存在しない」という事実が明らかになった。

とはいえ、自分の理解力を自己評価する際、生まれた順番が違う人の間には、微妙な差が生じていることが、調査の結果判明した。第一子はあまねく、自分が持つ語彙が比較的豊かで、抽象的な概念を掌握することが得意だと思っていた。研究スタッフは、「このような第一子の自己評価は、実のところ、根拠も信憑性もかなり高い。過去の研究によると、第一子から末っ子まで、生まれた順番別のIQ平均値は、少しずつ徐々に低下している」とコメントした。

研究スタッフは、次のとおり続けた。

生まれた順番がIQに及ぼす影響は、大規模な研究によって証明されているものの、個人レベルで見た場合、その意義は小さいものだ。仮に、2人の子供を比べた場合、第二子のIQが第一子より高い割合は40%を上回る。生まれた順番がIQに及ぼす影響はあまりにも小さく、実生活に由々しき影響を及ぼすことは、まずあり得ない。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年10月26日

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