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第13次五カ年計画の金融7テーマ 多層的資本市場の発展など

人民網日本語版 2015年10月28日08:38

中国人民銀行(中央銀行)金融研究所の姚余棟所長はこのほど取材に答える中で、「第13次五カ年計画により中央銀行の金利調整システムが整い、市場の観測に対する誘導作用が強まり、価格型コントロール・伝導メカニズムの強化、人民元レート形成メカニズムがさらに充実し、金融の監督管理が改善され、金融包摂(ファイナンシャルインクルージョン)が発展することが期待される」と述べた。「中国証券報」が伝えた。

また姚所長は、「第13次五カ年計画期間に、金融改革は4つの業態に集中する可能性がある。金融包摂、ベンチャー向け金融、インターネット金融、グリーン金融だ」と述べた。

▽金利・レート改革が加速する可能性あり

姚所長によると、第13次五カ年計画では金融分野の関連テーマについて述べられる見込みだ。テーマは7つあり、(1)金融のイノベーションの奨励(2)多層的な資本市場の発展(3)金利・レートの市場化実現に向けた改革の加速(4)資本項目における自由両替と人民元のより自由な利用の実現(5)金融のマクロコントロール・監督管理の改善(6)政策金融と開発金融の役割のさらなる発揮(7)金融包摂の発展、などがある。

金利とレートの改革が金融改革の中核であることは間違いない。姚所長は、「第13次五カ年計画期間に金利・レート改革は加速する可能性があり、価格が市場の資源配置の中でより大きな役割を発揮することになる」との見方を示す。

人民銀研究局の馬駿チーフエコノミストは、「預金金利の上限の撤廃は金利の市場化に向けた重要な一里塚だが、金利市場化プロセスのすべてではない。金利市場化プロセスのあと2つの重要な任務は、金融機関の市場化に基づく価格決定能力を強化することと金利伝達システムの流れを一層スムースにすることだ」と指摘する。


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