四川省品質技術監督局標準化処が明らかにしたところによると、同局はすでに、12項目からなる四川料理の標準を制定した。代表的料理の調理法や小麦粉料理の作り方のほか、火鍋の調味料・スープ、豆腐乳、豆豉(大豆を煮てから発酵させたもの)、ソーセージの調味料、四川式漬物など10あまりの四川料理の規範が定められた。また、人々の味の好みの変化や衛生基準の向上に伴い、四川料理の地方標準も3年ごとに更新されることとなった。成都商報が伝えた。
四川省はこのほか、「中国四川料理調理技術規範」を国内貿易業界標準に格上げし、商務部(省)を通じて全国的に発表、国家標準としたことで、四川料理標準化の重要な一歩を踏み出した。