海外の生きたアリが成都市に「侵入」しようとしたのはこれが初めてではない。昨年末、四川出入国検験検疫局は初めて、イスラエルから密輸されようとした生きたアリ12匹を押収した。それらのアリは通常ペットとして飼われるものの、木を食べることが必要で、その危害は白アリより大きいため、いったん入国すれば生態環境に大きな脅威をもたらす可能性がある。
中国の法律は、輸入禁止リストに入っていない動植物や関連商品を輸入する場合、税関に申請が必要で、検験検疫当局が検疫を実施することと規定している。そして、検疫が行われていない場合、郵送が禁止される。
「人民網日本語版」2015年11月4日