稲沢市の桜木琢磨市議
広東省広州市で麻薬運搬罪に問われている愛知県稲沢市議の桜木琢磨被告(70)ら3人の公判が、28日に同市中級人民法院(裁判所)で結審した。同日午前に行われた公判で、検察側が証拠を提出し、午後には桜木被告の妻が証人として出廷した。中国新聞網が報じた。
公判は、桜木被告とハッサンと名乗るナイジェリア人との関係が焦点となった。証拠提出と証拠確認の後、検察と被告がそれぞれ陳述を行った。今後判決が言い渡される。
桜木被告は2013年10月31日、広州から上海を経由し、日本へ帰国しようとした際、広州白雲国際空港のセキュリティーチェックで約3キロの覚せい剤が見つかり、公安機関に拘束。2014年7月28日に、広東省広州市人民検察院が、桜木被告ら3人を麻薬密輸罪で起訴した。同市中級人民法院はその2日後に、要訴追事件として提起していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月29日