ハーバード大学
最も鍛えなければならない基礎はどこか?
21世紀教育研究院の熊丙奇副院長は「中国が世界一流大学を建設するにあたり、リソース不足の問題はすでにさほど顕著ではない。これに対し、リソース志向の一流大学建設は大学の功利主義と行政化を強めることになる。現在、最も不足している基礎は実は基本的な運営制度であり、良好な運営制度と理念こそリソースの役割を発揮させることができる」と話す。
また熊副院長は「世界一流大学の建設は、大学が近代 的大学制度を構築しなければいけないほか、政府レベルも思考を変更する必要がある。行政は昔の『計画』思考を改め、かつての資金、政策面で一部の大学を重点的に支援することから、平等な競争環境を構築し、大学が競争の中で自らの特色を形成し、一流大学を作りだすことに転換する必要がある」と提言した。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年11月10日