2015年11月13日  
 

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中国人留学生の現状 ホームシック、うつ病… (3)

人民網日本語版 2015年11月13日10:11

一緒に料理を作って溶け込み図る?

中国人留学生の社交活動もバラエティに富み、パーティも大学生活の一部だ。ニューヨーク大学で数理経済学を学んでいる杭さんは、「大学の友達と一緒にご飯を作りながら、勉強の話をしたりする。自分たちで作るからおいしい」と話す。

別の留学生は、「米国に来たばかりの時は、米国人に溶け込めるようがんばった。でも、最初はいいけど、だんだん話題が少なくなって、多くの中国人留学生が結局、中国人の友達を探すようになる」と話す。

卒業後の進路はさまざま

多くの中国人留学生が留学した日から「将来」について考えている。杭州外国語学校を卒業した厳世喬さんは、「帰国して就職する。理由は簡単。外の空気を吸えるよう両親が留学できるよう世話してくれた。卒業して帰国したら、両親のために何かをしたい」と語る。

一方、国外で就職先を探す中国人留学生も多い。南京市第一中学(中高一貫校)を卒業した文維さんは、ウィスコンシン大学を卒業後、ニューヨークの会社で働いている。「米国での仕事が好きなのは、ここでは新社員にお茶くみ係をさせることはなく、みんな自分の仕事をがんばっている点。本当に勉強になる」と文さん。

どんなにたいへんでも両親にだけはお金を借りたくない

「起業」も、中国人留学生が最もよく口にする言葉。しかし、国外での起業はそんなに簡単なことではない。

ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校を卒業した方震さんは大学生時代から能力があり、学校の中国学生連合会の会長だった。そして、今は自分の会社を立ち上げた。そんな方さんは黎銘さんに対して、「でも、今は一番大変な時。初めは利益が上がらず、それでもたくさんの経費がかかる。それでも、両親にだけはお金を借りたくない」とその苦労を語った。

「人民網日本語版」2015年11月13日


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