日本に留学して1年になる小樹さん(20)は今年4月から、中国の検索サイト「百度(バイドゥ)」が運営するコミュニティサイト「貼吧」で留学生活を伝えている。「日本に溶け込んだ私」という書き込みには、6万件のコメントが寄せられた。小樹さんは当初、「自分は怠け者で、遊ぶのが好き。同じことを繰り返す生活が好き」と書き込んでいたものの、留学した1年、学校に通いながらアルバイトして生活費120万円を稼いだ奮闘記をこつこつと投稿している。北青網が報じた。
小樹さんによると、アルバイトの中で最も苦労したのは焼き肉屋だったという。皿洗いは、まず手で洗い、その後機械で洗い、それでも汚れが取れていない場合はもう一度手で洗い、各種お皿を十数分以内にそれぞれの場所に戻しておかなければならなかったという。しばらくすると、焼き肉屋で調理を担当するようになり、1日に8時間以上立つ日々が続いた。午後4時半から夜11時までは、休んだり食事を取ったりする暇もない。調理が終わると再び皿洗いをして家に帰る。その焼き肉屋はチェーン店が4軒あり、忙しい店があるとそこに行かされた。そんなに忙しい中でも、貼吧への投稿は続け、「お金を稼ぐのはたいへん。みんなしっかり勉強して、社長になろう!」とネットユーザーを激励している。