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中国の独居者、5800万人以上 全世帯数の14%占める (2)

人民網日本語版 2015年11月24日14:14

▽独身の若者の一人暮らしも増加

中国の第4次独身ブームの到来に伴い、独身の若者世代の独居者も日に日に増加している。中国では現在5800万人が一人暮らしを送っており、独居世帯は全世帯数の14%を占め、この割合はますます上昇している。

調査によると、中国の30歳以下の人口のうち、教育水準と経済力が高い人ほど、一人暮らしを選択する可能性が高い。また、比較的裕福な地域で独居者(配偶者が他界した場合を除く)が多くなっており、北京では5分の1の世帯が一人暮らしとなっている。上海・広州などの大都市では平均初婚年齢が上昇、離婚率も高まっており、独居者の増加につながっている。

20歳から39歳の若い独居世帯は2000万世帯に近づいている。中高齢者の一人暮らしは、女性が男性を上回るのに対し、20歳から64歳の一人暮らしは、男性が女性を大きく上回る。中高齢者の場合、配偶者の他界や、子供の独立が一人暮らしの原因となっているが、青壮年の一人暮らしは独身のためであることが多い。

都市の一人暮らしが増える背景には、初婚年齢の上昇がある。結婚を先延ばしにする若者が多く、中には結婚せずに一人暮らしを選ぶ人もいる。安徽省阜陽市の董医師は、「周りには一人暮らしの人がたくさんいる。物質的な条件のため一人暮らしを余儀なくされている人もいるが、結婚生活を望まない人もいる」と語る。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年11月24日


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