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国家公務員試験、46万人が受験取りやめ

 受験生「公務員は第一希望の就業先ではなくなった」

人民網日本語版 2015年11月30日14:09

11月29日、山西省太原市の国家公務員試験受験会場。続々と会場に入る受験生たち。同日、中国の国家公務員試験(「国考」)共通科目の筆記試験が行われた。

29日午後5時、2016年度国家公務員募集共通科目の筆記試験がスタートした。中国新聞網が報じた。

今年の公務員志望ブームは、例年に比べやや冷めている。統計データによると、今年の試験では、招聘機関の受験資格審査にパスした応募者の総数は139万5千人と、昨年(140万9千人)に比べ1万4千人ほど減少した。オンラインで受験料を納め、受験が確定した人は106万9千人だったが、受験当日、実際に試験場に姿を見せた人は約93万人、受験率は86.9%だった。つまり、受験資格を有する46万人以上が、実際の受験を取りやめたことになる。

多くの人が受験を取りやめるという現象は、今に始まったことではない。「華図教育」の統計によると、2012年度国家公務員試験では、133万人が申し込み、最終的に37万人が受験を取りやめた。2013年度は、申込者133万人、受験取りやめ38万人超、2014年度は、40万人以上が受験を取りやめ、そして昨年の2015年度では、受験取りやめは50万人を超えた。46万人以上が受験を取りやめた今年度の競争率は、33倍まで下がった。


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