中国は2016年9月4、5両日に浙江省杭州市でG20サミットを主催する。また、12月1日にG20議長国を正式に引き継ぐ。習近平国家主席が2016年G20サミットについて挨拶を述べた。人民日報が伝えた。
習主席は「先進国と新興国および発展途上国の協力展開の重要なフォーラムとして、G20は国際経済協力の先導・推進面で決定的影響力を持つ。大勢を考慮し、確かな事をし、世界経済における際立った問題の解決を推進し、力強く、持続可能で、均衡的な成長という目標の達成に向けて努力するべきだ。われわれは革新的で、活力あり、連動する、あまねく広がる世界経済の構築に尽力し、革新駆動型発展と構造的改革を通じて、各国の成長に原動力をもたらし、世界経済の活力を引き出すべきだ。人類運命共同体意識を構築し、各国経済の包括的コネクティビティおよび良好な相互作用を推進し、世界経済・金融ガバナンスを整備し、世界の発展の不平等・不均衡を減らし、世界経済の成長による利益を各国の人々が公平に享受できるようにする必要がある。2016年のサミット開催準備において、中国側は各国と共に、困難を乗り越える、協力・ウィンウィンのパートナー精神を発揚し、衆知を集め、合力を形成し、アンタルヤサミットおよび過去のサミットの成果を実行し、国際経済協力の新局面を共同で切り開く」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月1日