挨拶する大学生の代表
壮行会では、今年5月と10月にそれぞれ訪中団の一員として訪中した東洋大学の小浜桃子さんと慶応義塾大学の川崎嘉之さんが当時の感想を語った。小浜さんは、「中国人の友人ができたため、中国を一層身近に感じるようになった」とし、一方の川崎さんは、「上海の発展に感激した。日本メディアは中国経済が減速していると報道しているが、そうは感じなかった」と話した。訪中は大学生らにとって貴重な経験となったようだ。
今回の代表団は、日本の大学44校に在籍する学部生106人からなっており、全員が初の中国訪問。代表団は2日から8日までの間に、北京、杭州、上海の3都市を訪問し、故宮や万里の長城、京杭大運河などの歴史・文化の旧跡を見学するほか、中国の大学2校の大学生や中国各界の人々と交流を行う計画だ。