2015年、世界を席巻する中国人観光客 (2)

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▽韓国：中国人観光客は引き続き人数トップ

韓国は長年にわたり、大陸部の人の海外観光先のトップだった。韓国観光公社のデータをみると、14年に大陸部から韓国を訪れた観光客は612万人に達し、前年比41.6％増加した。

だが今年は夏に中東呼吸器症候群（MERS）の影響を被り、大陸部からの観光客は5月以降減少に転じ、6月は同49.57％減少した。韓国は大陸部観光客の1番目の旅行先から、一時期は30番台まで順位を下げた。だが韓国を訪れる外国人観光客の中で、大陸部の人は引き続きトップに立ち、他国を大きく引き離している。

中国人にとって、韓国旅行の代名詞はこれまでずっと「ショッピング」だった。データをみると、12年に中国人観光客が韓国で使ったお金は1人あたり平均約1万4800元に達し、すべての外国人観光客の中で最も大きな割合を占めた。このうち買い物の金額は平均9千元に上った一方、宿泊費は約2千元にとどまったという。