2015年12月9日  
 

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日本で神戸ビーフを手掛ける中国人社長

人民網日本語版 2015年12月09日08:19

工場内で肉の状況を確認する鐘さん

約20年前、東京学芸大学の教育学部に通っていたころ、鐘旭宏さんは、日本が誇る和牛のトップブランド「神戸ビーフ」を手掛けるビジネスマンになるとは予想もしていなかった。中国新聞網が報じた。

鐘さんは最近、埼玉県戸田市に神戸ビーフを処理する食品工場を建設し、7日に自身の意向でそのオープンセレモニーをひっそりと行った。

日本でビジネスをして数十年になる鐘さんだが、神戸ビーフを手掛けるようになってからはまだ約3年ほどだ。2012年、東京スカイツリーが開業したのを機に、多くの人が訪れると見て、鐘さんは目の前に神戸牛をリーズナブルに提供する「江戸匠苑」を、さらに、日本で最も賑わっている繁華街・銀座にも神戸牛の直営店「匠苑にくいち」をオープンさせた。鐘さんは、留学生だったころの保証人を通して、神戸ビーフの老舗卸問屋「神戸ビーフ食品株式会社」を買い取った。それが、鐘さんが主に神戸ビーフを手掛けるようになったきっかけだ。

「江戸匠苑」は焼き肉、「匠苑にくいち」はしゃぶしゃぶとすき焼きをメインとし、大繁盛している。特に、高級牛肉を提供しているにもかかわらず、「値段がリーズナブル」と人気だ。その理由は、神戸ビーフ肉の卸業も手がけているため、質の高い牛肉を直接店に提供できるためだ。


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