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▽米国:中国人観光客の9割はショッピング目的
米商務省の統計データをみると、14年に米国を訪れた中国人観光客はのべ218万8千人で同21%増加し、07年のわずかのべ39万7千人から5倍以上増えた。14年に米国を訪れた各国の観光客のうち、大陸部は6位、ブラジルは5位だった。
だが今年は中国がブラジルを抜き、5位に上昇する見込みだ。中国国家観光局の統計によると、15年には中米の双方向の観光交流により、観光客数はのべ500万人を突破することが予想されるという。
中国人観光客は14年に米国で1521億元を消費した。米国の政府観光局がまとめた統計をみると、中国人観光客の90%が米国で買い物をしており、一人あたりの平均支出は7万元に迫った。昨年の訪米外国人観光客のトップはカナダ人観光客でのべ2300万人に達し、中国人観光客の10倍だった。だがカナダの観光消費額は1740億元にとどまり、中国人観光客とは約220億元の開きしかない。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月9日