コンピューターゲームは若者が大好きな娯楽だが、日本でのそれはもはや若者の特権ではなく、ゲームセンターには高齢者の姿が段々と増えている。
ここは日本の埼玉県にあるゲームセンターだが、若者のほか、楽しく遊ぶ高齢の「ゲーマー」が少なくない。ゲームセンターの責任者は「3年前から高齢の客が激増した。彼らの殆どが定年退職者で、センター内の職員に高齢者のためのサービス研修を特別に行っている」という。なぜ高齢者がコンピューターゲームに熱中するのだろうか。その理由の一つは適度な運動のため、他の主な理由はストレス解消と孤独を紛らわせるためだ。
日本人の平均寿命は男性で80歳、女性で87歳をそれぞれ超えている。高齢者は定年退職しても身体は元気で、気力も満ち溢れており、少なくとも20年は彼らがやりたい事を楽しむ時間を持っている。専門家は「高齢化現象は一部の企業にとってビジネスチャンスになっている。もしかすると高齢者たちの娯楽マーケットを開拓する時期なのかもしれない」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月21日