金融や政務など各方面がデータの安全性に求めるものによりよく対応するため、アリババ(阿里巴巴)系のクラウドサービス「阿里雲」はこのほど、北京江南天安科技有限公司と共同で、国内初のクラウドストレージ暗号化サービスをうち出した。データを読み取り可能な状態でインプットすると、暗号化されてアウトプットされるというサービスだ。
阿里雲の説明によると、これまで利用者が企業レベルのデータ暗号化技術を利用したいと考えた場合、コンピューター室を用意し、専用の設備を整え、大型コンピューターを買いそろえなくてはならなかった。今回うち出されたセキュリティサービスを利用すれば、これまで1カ月かかっていた準備が1日で済み、コストも大幅に安くなるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月27日